音の部屋 No.25 春です! 寒い日の合間にホッとするような暖かい日が訪れるようになりましたね。三寒四温、体調管理に気をつけましょう。 もうすぐ新年度 卒園・卒業・進学・・・出会いと別れの季節ですね。 我が教室でも、1~2月の間に3名の新しい生徒さんを迎えることができました。受験の為、しばらくお休みしていた生徒さんも、又再開されるということで、にぎやかな春を迎えることができそうです。 曜日・時間変更・その他のご相談は・・・ 新学期に伴って、レッスン時間の変更をご希望の方は、先着順で決めていきますので、いつでもご相談下さい。4月にならなければわからない方も多いと思うので、まだまだ変更可能です。 その他、レッスンに関するご相談、日頃レッスンを見ていらっしゃらないお母様、おうちでの練習にお困りの方、個別に面談を致しますので、ご希望の方はお申し出下さい。 大人のピアノレッスン 最近、大人の方の入会が相次ぎ、大人の生徒さんが5人になりました。皆さんとても熱心で、みるみる上達されています。大人の方は、皆さんご自分の意志で教室の門を叩かれた方なので、学ぶ意欲が子供とは大分違います。子供達は、忍耐を強いることができないし、ヤル気に火をつけるのがとても大変ですが、大人の方は初めからそこはクリアーできています。ただ、子供と違って不利なのは、手指の固さと記憶力ですが、これも個人差があって、子供でもなかなか覚えられないお子さんもいますし、手が非常に固い、というお子さんもいます。みんな、それぞれです。 大人の方はとにかく気持ちをラクにして、手指のみならず、腕、肩、腰等リラックスし、ハノンのような指慣らし練習をして指を動かすことに慣れていって下さい。音符はあせらず、目印になる音から少しずつ、数えないでも読めるようにしていって下さい。 上手な子供とかの演奏を聴くと、焦ったり、メゲたりしてしまうこともあるかもしれませんが、ピアノはいつも言うように上手・下手ではなく、その人が心を込めて弾いて、輝くことなので、皆さん自信を持って弾いて下さいね。 伴奏者・続出 卒業シーズンのこの時期、学校で歌の伴奏を引き受ける方が続出しています。お友達の前で腕前を披露できるのは、名誉なことですね。ピアノを習っていると、こういう機会も多く出てくるので、いざという時に、無理なく引き受けられるように、日頃からしっかり練習しておきましょう!!
音の部屋 No.24 毎日、寒いです! 1年で最も寒い季節です。 お正月気分がようやく抜けてきたこの時期、ぼつぼつ新年度の計画に胸をときめかせておりますが、ここ1~2週間は私も珍しく風邪を引いてしまいました。生徒さんも、風邪でお休みする方が続出しています。厳しい冬ももう一息。寒さに負けず、頑張りましょう! 新年度に向けて 4月に学年が変わると、時間割も変わり、レッスンの曜日や時間帯を変えてほしいという方が多くいらっしゃいます。この時期、新入生もあるかと思いますので、曜日や時間帯を変えたい方は、今のうちから考えておいて下さいね。落ち着いてくるのは5月の連休頃になるので、その頃までに・・・。尚、学年やレベルの進級に伴って、お月謝の変わる方もあるので、ご理解頂きたいと思います。よろしくお願い致します。 新年会、やりました 1月18日(日)、新年会を致しました。当初の予定では、みんなでピアノを弾いた後、お茶とお菓子を出して、歓談・・・と思っていたのですが、私自身風邪気味で体調がよくなかった為、ティータイムはなしにして、いつものグループレッスンのように、一人ずつ弾いて、あとはピアノでできるいろいろな音楽遊びをしました。(「メリーさんのひつじ」にいろいろな和音の伴奏をつける・・・etc) グループレッスン再開 昨年も前半、1ヶ月おきくらいに、グループレッスンをやっておりましたが、今年もまた、再開しようと思います。2か月に一度くらいのペースで、日曜日の午後、みんなで集まってピアノを弾く・・・というものです。おうちの方の参観もあり・・・です。みんなに聴いてもらうことによって、生徒さんの緊張感も程よく高まりますし、おうちの方も、自分のお子さんだけでなく、お友達がどんな曲を弾いているか聴けるのは、楽しみなのではないかと思います。(あくまでも、人と比べることはしないで下さいね。) そして、その時に、みんなで簡単な音楽遊びをしたり、ゲームをしたり(もちろん音楽の勉強の)、親睦を深められれば・・・と思います。 ピアノのレッスンは、個人レッスンで、ともすれば孤立しがちです。でも、お友達を作って、ときにはアンサンブルをしたりして、お互いの演奏を聴き合うことができれば、楽しいと思います。ヤル気のアップにもつながります。 それと、お友達のピアノも参考にしながら、自分のやりたいもの、やりたいこと、何でもいいので、自分の考えを持てること、そしてそれを言えるようになることが、大切だと思います。いつも受け身で、言われることをやるだけ・・・、言うことをきくだけ・・・、 「自分の考えは・・・?」 「わからない、知らない」というのでは、情けないですよネ。 もっともっと、よい意味でワガママになっていいと思います。 みんなの素顔が出てくるのを、楽しみにしています。
ピアノ教室通信
音の部屋 No.23
明けましておめでとうございます
雪景色のお正月、寒いですね~! 皆様いかがお過ごしだったでしょうか? 私は、12月、早目に終了し、26~28日、仙台の方へ旅行に行ってきました。(寒かったです) 「SENDAI 光のページェント」を見たり、被災地の様子も見てきました。被災地はまだまだ復興進まない状況で、大変でした。宿泊した宿は、復興の作業をする作業員達の宿舎になっているところで(そうとは知らなかったのですが)、年末まで、多くの人が働いていました。
お正月は、ひたすら家で過ごしました。90歳になる私の母のお祝いを、家族ですることができました。
今年も、地味ではありますが、無理はせず、皆様に喜んで頂けるピアノ教室を目指したいと思っています。
さて、皆さんの今年の目標は何でしょうか? 無理をしなくてもいいけれど、自分にできそうな目標を明確に設定した方がよいと思います。
今年の外部で行われるイベントとしては・・・
4月26日(日) 小田原ステップ(リベルテ大村)
6月7日(日) 秦野ステップ(タウンニュースホール)
6月より ピティナ・コンペティション
カワイ音楽コンクール・こどもコンクール 12月より
かながわコンクール 3月末
*その他にもいろいろなステージがありますが、外部のこうしたイベントに参加するには、かなり一生懸命それに向かわなければならないことは事実です。お金も余分にかかるし、練習も一生懸命やらなければなりません。そして、本番ではかなりの緊張を強いられます。そうしたことを望まない人は、敢えて臨まなくてもよいと思います。でも、そうしたことを経験することで得られることは大変大きいので、折角ピアノをやっているのだから、ピアノを通してそうしたことを体験し、成長を望む方は是非チャレンジしてみて下さい。お手伝い致します。 コンクールは少しハードルが高いかもしれませんが、ステップは普通に練習すれば、誰でも出られます。
私自身は、2月14,15日の二日間、セミナーに参加したいと思っています。その他、曲の準備ができたら、ステージ参加を考えています。
また、そうした外部への参加が少々重い方でも、教室でのグループレッスンで、日頃の練習成果をお友達やお父様・お母様に見て頂ける機会を沢山作っていきたいと思っています。 グループレッスンは、これまで通り、日曜日の午後になるかと思うので、ご連絡を致しましたら是非、ご参加下さい。
新年会のお知らせ
1月18日(日) 午後2時より 教室にて、新年会を行います。
みんなで楽しくゲームをしたり、ピアノはできる範囲で、後はお茶とおやつで・・・といった計画をしています。皆様のご参加をお待ちしています。
ピアノ教室通信
音の部屋 No.14
進学・進級おめでとう
4月を迎え、進学・進級した生徒さん、おめでとうございます。
小1 齊藤瑞希さん
中1 田辺真悠さん 山口菜々香さん(3月に入室)
新しい生活に早く溶け込んで下さいね。
教室では、新しいお友達も迎えました。
中1 山口菜々香さん (小5 山口萌乃香さんのお姉さん)
中3 林 史華さんです。
どうぞよろしくお願い致します。
生徒さん 外部での活躍
3月26日は、小田原生涯学習センターけやきにて、かながわ音楽コンクールに、姜美延さん出場、熱演しました。惜しくも通過はできませんでしたが、お友達も何人か応援に来て下さいました。ありがとうございます。
中3 田中花奈さんは、受験の為、休学となりましたが、3月22日、小田原市民会館にて、城山中学の吹奏楽部コンサートに出演、アルトサックスにて、ソロあり、演劇で主役も務める大活躍でした。
3月29日は、昭和音大付属バレエ教室の発表会、我が教室では、バレエを並行して習っている生徒さんも多く、私も一度バレエの発表会を見てみたいと思っていましたが、今年は念願かなって、見に行くことができました。我が教室からは、亀高晴さん、田辺真悠さんの二人が出場、華やかな舞台を見せて頂きました。
ジャンルは違うものの、「ステージ」という意味では、参考になることも沢山ありました。子供達の日頃の努力の成果を、おうちの方に見て頂く「発表会」、見て、あるいは聴いて、心温まるもの、ほほえましいもの、そして飽きない、楽しい、その世界をよく知らない人が見ても、面白くて、楽しめるものがいいですね。
最近では、ピアノ発表会の様子も、先生方の工夫とアイディアで、いろいろな形があるようです。
ただピアノ・ソロを、年齢順に一人ずつやっていくのではなく、もちろんそれもやりながら、アンサンブルに工夫を凝らしている先生が多いです。
それも、連弾のみならず、他の楽器と組み合わせたり、大勢で一つのものをやる、たとえばハンドベルのようなものであったり、1台のピアノを、4~5人で、1本指奏法したり、というものもあります。1音だけだから、弾くのは簡単かと思いきや、合わせることの難しさ!! リズムがわかっていないとバラバラになってしまうし、メロディと伴奏のバランス、曲としての強弱のもっていきかた、呼吸と気持ちを合わせて演奏することの面白さや難しさを知ることができます。
当教室の小学生対象のグループレッスンでは、譜読みの練習と並行して、こうしたアンサンブルを練習しています。
ピアノの技術を試す為なら、コンクール、知らない先生の評価・アドバイスのもらえるステージならピティナ・ステップ、そして、みんなで楽しく弾けるものを弾いて打ち解けたいなら、教室独自の発表会やクリスマス会。
目的をもって、演奏を楽しんでいきましょう。
今年のピティナ・コンペティションは7月21日、二宮ラディアン、ステップは近いところで、6月8日秦野あたりがあります。出場ご希望の方はお申し出下さい。
ピアノ教室通信
音の部屋 No.13
感動をありがとう!
ソチ・オリンピック、素晴らしかったですね!
音楽に携わる私にとって、フィギュア・スケートは、すごく魅力的な競技です。
今回浅田真央選手は、フリーでは自他共に納得のいく演技をすることができましたが、結果としてはショートプログラムのミスがひびいて、メダルには手が届きませんでした。これを、結果のみにこだわってしまうことはいけないことだということは、誰もが分かっていることと思います。
ピアノのコンクールも同じで、本当に自分が満足した演奏ができるということと、目に見える結果とは、食い違うことが多いのです。
先日、ピアノの調律師さんと雑談していた折、その方は、学生時代、吹奏楽をやっていらしたそうなのですが、大会で勝ち進むために、相当ハードな練習をなさっていたそうです。そして大会が終わると、正直「解放された、ああラクになった」と思ったそうです。やっている間は、ああしろ、こうしろ、と細かく厳しく言われ、「オレはロボットじゃない」と言いたくなったそうです。まるでクッキーの抜型にはめられているようで、「オレは、マルなんだけど、なんで星形にならなきゃいけないんだ?」と思ったそうです。
コンクールで結果を出すということは、多くの審査員が認める美しさの基準にはまること、であり、その技術を伝授する教授のいうことを、すみからすみまできっちり守りことができること・・・そこから始まります。
私自身も、ステップなどで何度も演奏してきましたが、たとえミスしないで、いい評価がもらえたときでも、すごく緊張して、ちぢこまってしまったときは、爽快感がありません。逆に、ミスをしてしまっても、ありのままの自分を出せた時、そして、身体があとで辛くなかったときは、「ああよかったなあ」と、充実感を味わうことができます。
ありのままの自分・・・って、どんな自分でしょうか?決してカッコいい自分ではないはずです。
自分のことを全部知っているのは、自分だけです。すごく調子のいい時もあるかもしれないけれど、そんなのはごく稀で、普通はミスもするし、緊張してガクガクしちゃうときもあるし、真っ白になってしまって、音がなくなっちゃうことだってあります。それから、どうしても練習に身が入らなくて、集中できないときも・・・。そんなときに本番を迎えると、とんでもない結果になってしまいます。
でも、いつもいつもそんな張りつめた状態でするのがピアノなの??
私はそうじゃないと思います。もちろん真面目に練習することは大切なことだし、目標をもってモチベーションを上げることも大切です。でも、音楽の本質はそういうこととは別のところにあると思います。
ありのままの自分を出すこと、悲しいときや、疲れたとき、そっと心に寄り添うもの、自分の気持ちをのせていくもの、心地よいもの・・・だと思います。頑張って、気を張って、人と競争して、技術を磨くことにしのぎを削る・・・そういうのも有りかもしれないけれど、多くの人にとっては、それは違うと思うのです。また、同じ人でも、いろいろな時があってよいのだと思います。
心が冷え冷えとしてしまうようなやり方ではなく、疲れた時に帰っていける場所・・・それがピアノの前だったらいいなあ・・・。そんなレッスンをしていきたいです。
数あるなかから、当教室のホームページをご覧いただきありがとうございます。
このページは、小田原・いのうえピアノ教室の父兄と生徒にむけて毎月発行しているお教室だよりを公開しています。